顎が痛くて食事がしづらい(顎関節症)
【 神保町で勤める30代女性販売員 】
-来院までの経緯-
半年以上前から右顎が痛む。
食事をするのも痛みがあることから最近食べるのが嫌になって
きているとのこと。
原因に心当たりはなく気が付いたら顎の痛みを感じ徐々に強さ
増してきている。
デンタルクリニックで顎関節症と診断され、マウスピースを
つくり睡眠時つけて寝ているが一向に良くならず他の方法が
ないかとバズカイロプラクティック整体院に来院。
-症状のまとめ-
・顎を開閉すると右顎に痛みが生じる。普段は無痛
・マウスピースによる矯正は変化なし
・以前より痛みが強くなってきている。
・右首から腰・臀部までかなり緊張している
・以前より口が大きく開けられない
・頬を中心に顔の右半分だけ肥厚していて大きく見える。
-施術の経過-
初回の施術では開口時の痛みによる変化はなし。
3日後に2回目の施術をすると痛みはあるものの、口を開ける
と以前よりも大きく開けれるようになる。
1週間間を開け、3回目の施術。
来院時すでに痛みが4割程減ったとのこと。
施術後さらに痛みの減少がみられた。
現在5回目の施術を行ったが、7割程痛みがとれ、口も以前と
同じくらい開けられるとのこと。
マウスピースは現在しようしていない。
-担当のコメント-
今回のケース顎の症状で来院されましたが、一度も顎の施術を
せずに改善がみられたケースです。
顎に関してもそのようなケースは少なくありません。
問診・触診から右を下に寝る癖があり、右半身全体にあきらかな
筋緊張がみられたことと、立位・座位によって口の開ける角度が
大きく変わったことから、原因は顎以外にあると考え施術し変化が
みれたケースです。
顎関節症以外の他の症状でもいえることですが、毎日同じ方向で
横向きで寝ることは体に大きな癖がうまれます。
かなりゆがみの原因となりますし、横向きで寝るとどうしても背中は
丸くなるので猫背になりやすくなります。
睡眠時間は1日のうち占める時間が長いのでどのような姿勢で寝ているのか
というのは私はかなり重要視します。
今回のケースで一番重要なところは「できるだけ仰向けで寝ること」
でした。それを徹底してもらい定期的な施術により症状の改善がみられ
ました。