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VAZ Chiropractic

お知らせ・症例報告

2019/8/15 

腰椎分離症と診断された痺れを伴った腰痛

腰痛しびれ

【 千代田区神保町で勤める40男性営業マン 】

-来院までの経緯-

10代の頃に腰椎分離症と診断され、30歳過ぎ辺りから慢性ではないが
年に数回腰痛を感じ、ひどい時には脚にしびれなどが出る様子。

再発を繰り返しているが、ある程度安静にすると痛みがひくので
今までは放置。

先週からまた腰痛と共に左脚にしびれを感じはじめ、現在の仕事の
事情によりどうしても休めないため、今回はじめて友人の
紹介からカイロプラクティックを受けるためVAZカイロプラクティ
ック整体院に来院。

 

 


-症状のまとめ-
      
         

・前屈しても後ろに反らしてもどちらも腰が痛い。
・左脚にしびれはあるものの訴え方としては弱い
L5番に中学時代に分離症を患った様子。
・下部腰椎を圧迫すると腰の痛み誘発/しびれの誘発はなし

 

-施術の経過-


痛み・しびれ共に初回の施術で4割減少。痛みをぶり返すこともなく過ご
せた様子。


間を開けずに翌日に2回目の施術。全体の6割程の痛みまで改善。


3回目は1週間後に施術をしたが症状の全てが取り除けた。


現在は月に一回のメンテナンス施術に移行。


-担当のコメント-

この方のケースは分離症の痛みとして腰痛は出ていたが、
しびれは検査をすると他の要因で出ていた。


ヘルニアだとする場合に腰部の圧迫により体外症状を誘発できるが
それがみられなかったため、筋筋膜性疼痛(MPS)を疑い
中殿筋でその症状が誘発できた。
骨盤周りの筋調整によりしびれの症状は改善にむかった。


分離症だけにとらわれずに脊柱全体をみると胸椎の動きが非常に
悪い
。前屈・後屈共に可動制限が顕著にみられるため、これらが
少なくとも腰部に影響をあたえていると考え胸椎の調整を
行ったところ初回の施術で大幅な痛みの減少がみられた。


分離やすべり症など構造的に変形がおきた部位に関して
カイロプラクティックの整体では元に戻すことはできないが、
変形が起きていたとしてもそれだけが原因で症状をだしていない
ケースもかなりあります。

限局的な症状でも視野を広くもち
施術をすることで症状が緩和することは沢山あります。