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VAZ Chiropractic

お知らせ・症例報告

2019/8/1 

歩くと痛む股関節

股関節の痛み

【 千代田区の神保町で働く30代女性 】

-来院までの経緯-


3ヶ月以上前から

歩くと右の股関節に時折鋭い痛みが走る。
直ぐに治るだろうとしばらく様子をみていたが、一向に治る気配がない。

心配になり整形外科で診てもらったが異常なし、年齢的な要素も考えにくいとのこと。

近所のストレッチ店にいくと数日は快適に過ごせるがまた元に戻る。
痛みが強く出る間隔が以前より短くなってきてる感じがあり、心配になり
会社に近いバズカイロプラクティックに来院

 

 

-症状のまとめ-

・基本的には痛みが全くないがふとした瞬間に痛みが生じる
・痛みは突き刺すようにズキッと痛む
・上りの階段などで足を上げたときに痛みがでやすい

視診・触診共に熱感や腫れはなく、あっても炎症の程度は少ない。

鋭い突き刺すような痛みが出るとのことで股関節自体の症状と考え検査。

関節の間隙を広げるように牽引をいれながらの動作を見ると、通常動作での可動域で出る痛みがみられない。股関節圧迫を緩和する施術プランを計画した。




-施術の経過-

施術前は初回の施術で痛みの7割を取り除けるのではないかと考えていたが、そううまくいかず階段を上っても痛みが出ないところまでもっていくのに合計5回の施術が必要でした。

 

-担当のコメント-

骨盤と股関節をつなぐ臀部の大きな筋群が異常に緊張しており股関節を形成している臼蓋と大腿骨頭の位置関係(間隙)が通常より詰まった状態になっており、安静時には異常は起きないが階段を上る股関節の屈曲動作では股関節での衝突が起きており痛みが出ていた。

今回はみられなかったが、この状態がもっと長く続くと股関節の衝突の繰り返しストレスによって炎症が起き、さらに症状が進みひどくなると関節自体の変形が起きてしまう恐れがあります。そうなりますとかなり難しい状態となり治癒も長期化するため早めの処置が必要。

似たような症状でいうと膝も同じで、水が貯まるような状態が長く続くと症状も深刻になりますので早めの処置が必要です。